キーワード座標指定を利用して文字列を取得する方法
明細上のヘッダー部のキーワードが存在しない、潰れてしまっていて読み取ることができない場合に、指定した座標内に内部的に仮キーワードを埋め込んで、キーワードとして利用することができます。
その仮キーワードを埋め込んだ座標位置から方向指定し、明細の読み取りが可能です。
例として、下記のヘッダー部のない明細をキーワード座標指定で取得します。
新規でメタデータを抽出ルールを作成し、項目名を入力します。
値の抽出方法は、「キーワードの座標指定」としてください。
抽出キーワードに帳票上に存在しない文字列「商品番号_dummy」を入力し、値の探索方向は「下」とします。
※キーワードの座標指定で使用する仮キーワードを帳票上に存在する文字列とすると、意図しない文字列まで取得対象となってしまいます。
その後、今回追加した「item_number」が選択された状態で、帳票上にカーソルを移動します。
帳票上に移動したカーソルをドラッグしている間、読み取り枠を設定することができます。
明細の商品番号のヘッダー部となる位置に座標指定を行ってください。
※設定した座標は、画像上もしくはメタデータ設定画面から調整が可能です。
上記で作成した抽出ルールを保存し、実行すると指定した商品番号にあたる文字列が取得できます。