AIRead独自の実行用ショートカットを使用して、OCR結果を出力します。
AIRead FormEditor(以下FormEditor)で作成したarex ファイルを実行することで、指定したフォルダへ画像を出力します。
以下のプログラムを起動することで、FormEditorでarexファイルの作成・編集ができます。
<AIReadインストールフォルダ>/FormEditor/AIReadFormEditor.exe
2.2.1. arexの起動条件の設定(座標指定OCRの場合)
座標指定で帳票を読み取りたい場合に使用する起動条件です。
No. | 項目名 | 説明 |
1 | 読み取り方式 | 使用する読み取り方式を指定する 座標指定の場合は、座標指定OCRを指定 |
2 | フォームID | 帳票の読み取り時に使用するフォーマット定義を指定する フォーマット定義の作成は、5.2. AIRead FormEditorで設定 を参照 |
3 | 共通設定ファイルパス | 帳票の読み取り時に使用する共通設定ファイル 変更する場合は上部の「共通設定」から変更する 共通設定ファイルの詳細は、4. 共通設定 を参照 |
4 | AIRead Viewerの起動 | 起動する:読み取り完了後にAIRead Viewerで読み取り結果を表示する CSVの出力は、AIRead Viewerから行うため、「読取結果出力フォルダ」は指定不可になる 起動しない:読み取り完了後に、「読取結果出力フォルダ」に指定したフォルダパスへ読み取り結果を出力する |
5 | 読取画像の格納フォルダ | 読み取り対象としたい画像を配置するフォルダパスを指定する |
6 | 読取結果出力フォルダ | 「AIRead Viewerの起動」が "起動しない" になっているときに読み取り結果を出力するフォルダパスを指定する |
2.2.2. arexの起動条件の設定(仕分け付きOCRの場合)
フォーマット仕分け付で帳票読み取りを行う場合に使用する起動条件です。
仕分け付OCRについては、8. 仕分け付きOCR機能 を参照。
No. | 項目名 | 説明 |
1 | 読み取り方式 | 使用する読み取り方式を指定する 仕分け付読み取りの場合は、仕分け付OCRを指定 |
2 | 実行内容 | OCRのみ:登録済みの仕分け設定を使用して、帳票読み取りを行う テンプレート登録のみ:テンプレート画像と仕訳け設定を最新の状態に登録する テンプレート登録とOCR:テンプレート画像と仕分け設定の登録後、登録された仕訳設定を使用して読み取りを行う |
3 | 仕分け定義フォルダパス | テンプレート画像と仕分け設定が配置されている仕分け定義フォルダまでのフォルダパスを指定する |
4 | 共通設定ファイルパス | 帳票の読み取り時に使用する共通設定ファイル 変更する場合は上部の「共通設定」から変更する 共通設定ファイルの詳細は、4. 共通設定 を参照 |
5 | AIRead Viewerの起動 | 起動する:読み取り完了後にAIRead Viewerで読み取り結果を表示する CSVの出力は、AIRead Viewerから行うため、「読取結果出力フォルダ」は指定不可になる 起動しない:読み取り完了後に、「読取結果出力フォルダ」に指定したフォルダパスへ読み取り結果を出力する |
6 | 読取画像の格納フォルダ | 読み取り対象としたい画像を配置するフォルダパスを指定する |
7 | 読取結果出力フォルダ | 「AIRead Viewerの起動」が "起動しない" になっているときに読み取り結果を出力するフォルダパスを指定する |
2.2.3. arexの起動条件の設定(全文OCRの場合)
帳票定義を使用せず、帳票全体を読み取る場合に使用する起動条件です。
全文OCRについては、4.4.4. 表検出付全文OCR を参照。
No. | 項目名 | 説明 |
1 | 読み取り方式 | 使用する読み取り方式を指定する 全文読み取りの場合は、全文OCRを指定 |
2 | 共通設定ファイルパス | 帳票の読み取り時に使用する共通設定ファイルを指定する 共通設定ファイルの詳細は、4. 共通設定 を参照 |
3 | 読取画像の格納フォルダ | 読み取り対象としたい画像を配置するフォルダパスを指定する |
4 | 読取結果出力フォルダ | 「AIRead Viewerの起動」が "起動しない" になっているときに読み取り結果を出力するフォルダパスを指定する |