Q.正規表現の書き方を教えてください。

よく利用される正規表現の書き方を下記へ記載します。
※正規表現はAIReadの中だけで使用されるものではなく、一般的に利用されている表現方法です。
 帳票上の記載や誤読の状況によっては、そのまま利用することのできないパターンもございますので、WEB上の正規表現チェッカー
 等を利用し、正規表現の調整を行ってください。

  • 数字のみで構成される文字列を対象とした正規表現
^[0-9]+$

[]は、中に入っている文字のいずれか1文字に一致しているという表現になります。
0-9は、0~9の文字という表現の方法です。
+は、[0-9]で一致した0~9までのいずれかの文字を1回以上繰り替えすという表現です。
^は正規表現の先頭、$は終端を現わします。
上記を組み合わせることで、先頭から終端まで、0~9の数字が1回以上繰り返された文字列にのみ一致する表現となります。

※数字以外に,(カンマ)や.(ドット)、-(ハイフン)が含まれている場合は、上記のパターンには一致しません。

  • 数字と記号で構成される文字列を対象とした正規表現
^[0-9,\.\-]+$

数字以外に対象としたい文字がある場合は、[]に対象とした記号を含めた表現にします。

※.(ドット)や-(ハイフン)等の文字自体が意味を持つ文字(メタ文字)を対象する場合は、\ を付与する必要があります。
メタ文字については、こちらのページを参照。

  • 文字数を指定した正規表現
^[0-9]{3}$
繰り返し回数が3で固定して、数字3文字でのみ構成される正規表現

[]の後に、{}と数字を入力すると、{}の中に記載された文字数で繰り返しの回数が固定されます。

^[0-9]{3,5}$
繰り返し回数が3以上5となり、数字3~5文字で構成される正規表現

上記の様に{}の中の数字を,(カンマ)区切りで数字を2つ記載すると、繰り返しの回数を範囲指定することができます。