Q.画像が掠れてしまい、線が途切れてしまいました。途切れた線を結合させる方法はないでしょうか?
A.罫線が途切れてしまっている場合は、「罫線を延長する長さ(LINE_EXTENSION_LEN)」を設定することで、途切れた罫線を結合できるように補正が可能です。
該当のパラメータは、こちらを参照ください。
下記の画像のように、スキャン・印刷時に画像の印字が掠れてしまい、罫線の途切れた箇所が発生することがあります。
![](https://manual.airead.ai/wp-content/uploads/2022/07/6adcf7148a89f826da8eb37521e85055-1024x724.png)
この画像に対して、デフォルトの状態で画像処理がかかると、罫線が途切れた状態で認識されてしまいます。
![](https://manual.airead.ai/wp-content/uploads/2022/07/8a44e65857d8dee732a4632b69358deb-1024x724.png)
途切れた罫線に対して結合する補正をかける場合、「罫線を延長する長さ(LINE_EXTENSION_LEN)」の値に、途切れてしまっている部分の長さ分の値を入力してください。
※途切れた罫線の長さの測り方は、こちらを参照。
ControlPanel > 画像処理 > 罫線を延長する長さ の入力欄に一番大きく途切れている箇所分の長さを入力します。
![](https://manual.airead.ai/wp-content/uploads/2022/07/a5116ef930da446cf9f935d5ef070fb1-1024x510.png)
罫線延長を追加した設定で、再度実行をかけると途切れた罫線にも補正がかかり、途切れた部分が結合されます。
![](https://manual.airead.ai/wp-content/uploads/2022/07/1c2d64eb90534cbae88ef9f62809965a-1024x724.png)
※罫線を延長する長さ(LINE_EXTENSION_LEN)」の値に大きすぎる値を入力すると、本来罫線のない部分にまで線があると見なされ、文字の一部が欠けてしまうこともございますので、入力する値にはご注意ください。