Q.帳票名などの大きい文字を読み取ると誤読します。
A.帳票名などの大きめの文字で、直線の多い活字を読み取った際、読取結果が誤読してしまうケースがあります。誤読の原因を調査してパラメーターや設定を変更する必要があるため以下をご参照ください。
まずはデバッグの画像を確認して見てください。
(場所:<AIReadインストールフォルダ>\FormEditor\work\<該当ファイル名>\debug)
デバッグフォルダにある 「xxxx_line.jpg」を開くと、直線として除去された箇所が表示されます。
例えば下記画像のような形ですが、これは色のついている箇所が直線として除去されたことを表しています。
AIReadは除去された後の文字を読み取ろうとするため、この場合「明細召」と誤読してしまう、などということがあります。

このような形になってしまっている場合、AIReadコントロールパネルよりパラメータ調整を行います。
コントロールパネル、画像調整タブ 「直線除去を行う最短の長さ(ピクセル)」に設定していただくことで
直線除去されずに読み取る事ができるようになります。

「直線除去を行う最短の長さ(ピクセル)」に200等指定されている場合は、200ピクセルよりも長い直線全てが除去対象となります。
200ピクセルよりも短い直線は除去の対象とならず、読取の対象となります。
「直線除去を行う最短の長さ(ピクセル)」に「0」が設定されている場合は直線の長さを自動で検出します。
直線のサイズの測り方や設定の仕方はこちらを参照ください。