Q.既存テーブルで繰り返しコンテナを利用することは可能でしょうか?

既存テーブルが存在する場合に、Wagbyの繰り返しコンテナを利用したいと考えています。

https://wagby.com/manual9/container.html

この場合、

1.既存テーブル側の作成ルール
2.Wagbyでの設定方法

について、ご教示ください。

【回答】
前提として、繰り返しコンテナを利用する場合、Wagbyで生成されるテーブルの構造にルールがございます。一度、実際に繰り返しコンテナを作成いただき、PostgreSQLなどでテーブル構造をご覧いただくとわかりやすいかと思います。繰り返しコンテナは、以下のテーブル構造で生成されます。
例)モデルを以下のように定義したとします。
モデル名:顧客モデル
モデルID:customer
顧客ID:cuctomerid (主キー)
顧客名:customername
電話番号:tel
訪問履歴(繰り返しコンテナ):visit
訪問履歴ID(繰り返しコンテナID):visit/id
訪問日:visit/date
訪問内容:visit/contents

上記のようなモデル定義の場合、DBテーブルは以下のように生成されます。
===
親テーブル:customer
customerid
customername
tel
===
子テーブル(繰り返しコンテナテーブル):customer$visit
customerid (親の主キー)visitjshid (繰り返しコンテナの行番号で必ず0スタートの連番である必要がある)
datecontents
===

繰り返しコンテナ子テーブルの命名規則は以下のようになります。
===
子テーブル(繰り返しコンテナテーブル):<親モデルID>$<繰り返しコンテナ名>
親モデルの主キー<繰り返しコンテナ名>jshid (jshidは固定)
繰り返しコンテナの項目名
===

以上から、親テーブルと繰り返しコンテナ用の子テーブルは、customeridでforeign keyでリレーションが張られます。
既存テーブルを利用する場合は、通常このようなテーブル構成になっていないと思いますのでVIEWなどを利用してWagbyのルールに合わせた構成で作成する必要があります。
繰り返しコンテナの他にも、「外部キー」という機能もございます。こちらの場合は、親と子をそれぞれ独立して持たせることができますので、こちらの方が既存テーブルにあっているケースが多いため、ご検討ください。
https://wagby.com/manual9/foreignkey-basic.html

2.Wagbyでの設定方法
繰り返しコンテナを例に既存テーブルを扱う場合、通常のモデル定義に合わせて、物理テーブル名などの指定が必要になる場合があります。また、「テーブルを作成しない」のチェックを外すと、DDL文も生成されないため意図せずdrop_db.batなどで既存テーブルやVIEWが削除されるのを防ぐこともできます。詳細は、以下のマニュアルに記述がございますので、ご確認ください。
https://wagby.com/manual9/model-useview.html