1. 概要

本ソフトウェアは、画像に含まれる文字を認識してテキストファイルへ出力します。
あらかじめ座標を指定した範囲について文字を認識します。

1.1. 操作の流れ

AIReadインストール後の操作の流れは主に以下の3つのステップとなります。

1:帳票定義の作成

AIRead FormEditorを使用して帳票定義(読取定義)を作成します。

2:仕分けの設定

AIRead FormEditorの仕分け定義画面で仕分けの設定をします。

3:読取実行と出力

読み取りを実行してCSVを出力します。

AIRead実行ボタンやViewer付OCRで実行をした場合はAIRead Viewerで読取結果の確認ができます。

AIReadの基本操作については AIRead on Premises Tutorial をご覧ください。

1:帳票定義の作成

AIRead FormEditorの「フォーム定義」画面で、読み取りたい部分の座標やキーワードを指定して読取定義を作成します。
>>詳細: 5. 帳票定義
(※ご利用のバージョンや契約されているコースにより使用できる機能が異なります。)

2:仕分けの設定

AIRead FormEditorの「仕分け定義画面」で、帳票を読み取る際の仕分けの設定をします。
>>詳細: 8. 仕分け付きOCR機能

3:読取実行と出力

読み取りを実行してCSVを出力します。
読み取り実行の方法は、AIRead FormEditorのAIReadボタン、arexファイル、batファイルがあります。
各実行方法の詳細は以下をご参照ください。
・AIReadボタンで実行:5.2.10. AIReadの実行
・arexファイルで実行:2.3. 実行方法(arexファイルを利用する場合)
・batファイルで実行:2.4. 実行方法(batファイルを利用する場合)

AIReadボタンで実行の画面。

AIReadボタンでの実行やViewer付で実行するとAIRead Viewerで結果を確認できます。
>>詳細: 5.3. AIRead Viewerで結果を確認

AIRead ViewerからのCSV出力画面です。
指定した出力先に指定した形式で読取結果のCSVを出力します。
>>詳細:5.3.5. データの出力

1.2. サポートしている画像形式

サポートしている画像ファイル形式は以下の通りです。

画像 (拡張子)Windows>ファイル「プロパティ」での表示
PDF ※ 
PDF JBIG2形式
jpeg ( .jpeg, .jpg )
png ( .png )
Tiff LZW圧縮 ( .tif, .tiff )LZW
Tiff ZIP圧縮 ( .tif, .tiff )-
Tiff Packbits圧縮 ( .tif, .tiff )Packbits
Tiff CCITT T6圧縮 ( .tif, .tiff )CCITT T6
Tiff CCITT T4JPEG圧縮 ( .tif, .tiff )CCITT T4
Tiff 圧縮しない ( .tif, .tiff )圧縮しない

※PDFは中に含んでいる画像がサポートしていない形式の場合は対象外となります。

・推奨解像度

項目推奨値
解像度300 dpi
ピクセルサイズ2480 × 3508 ピクセル(A4サイズ相当)

関連するFAQ:
Q.読み取る画像の解像度に推奨値はありますか?

・サポートしていない画像形式

画像 (拡張子)Windows>ファイル「プロパティ」での表示
jpeg2000 ( .jp2 )
gif ( .gif )
bitmap ( .bmp )
Tiff JPEG圧縮 ( .tif, .tiff )JPEG

1.3. 使用する用語

・帳票定義

OCRをかけ、データ化されたものから、必要なデータのみを抽出するための設定です。帳票の読み取りには、必ず設定する必要があります。

・学習モデル
– 活字OCR用学習モデル

活字にOCRをかけ、データ化する際に使用するファイルです。手書き文字をデータ化することはできません。

– 手書き文字OCR用学習モデル

手書き文字にOCRをかけ、データ化する際に使用するファイルです。活字モデルと比較すると精度は劣りますが、活字文字もデータ化することが可能です。

・Enterprise版

非定型の帳票にOCRをかけ、データ化する際に適した機能です。手書き/活字の両モデルに対応しています。

・Standard版

定型の帳票のデータ化に適した機能です。手書き/活字の両モデルに対応しています。

・共通設定ファイル

OCRをかける際に、使用する設定ファイルです。フォルダパスの指定やデータ抽出のチューニングを行います。

・arex ファイル

AIRead独自の実行用ショートカットファイルです。AIRead FormEditorで作成・編集を行うことができます。

・AIRead FormEditor

Standard版の機能で帳票を読み取る際に使用する、帳票定義の作成・チューニングを行うためのGUIです。

・AIRead ControlPanel

共通設定ファイルの作成・チューニングを行うためのGUIです。ライセンスの登録・更新、ユーザ認証の設定もこちらのツールで行います。

・AIRead Viewer

AIRead の実行結果を確認する画面です。
AIRead Ruleeditor、AIRead FormEditor、専用のbat から実行した結果の使用することができます。

・AIREAD_HOME

AIRead が使用するシステム環境変数です。AIRead のインストール先が、AIREAD_HOME となります。インストール時に作成されるため、事前に設定する必要はありません。