1. 概要

本システムは、画像に含まれる文字を認識してCSVへ出力します。
出力されたCSVをダウンロードして利用いただくことができます。

AIRead on Cloud は、CloudClientにて予め作成済みの定義に基づき文字を認識します。
CloudClient に同梱されているFormEditor、RuleEditorからAIRead on Cloudへ定義をアップロードできます。
※CloudClientのご利用方法についてはCloudClientマニュアルをご覧ください。

1.1. 操作の流れ

AIRead on Cloudの操作の流れは主に以下の4つのステップとなります。

1:定義設定

読み取りに必要な定義を設定します。

読取方法により使用する定義が異なり、使用する定義により定義の設定方法が異なります。

2:読取実行

読み取り設定にて設定、もしくはアップロード済みの定義を使用して、帳票の読み取りをします。

3:結果確認

読み取った結果を確認・修正します。

4:CSV出力

読み取り・修正が完了したデータをCSVで出力します。

1:定義設定

読み取り時に必要な定義を設定します。
AIを使用した読取設定(AI設定)と、同梱のローカルアプリ(FormEditor、RuleEditor)で定義を作成しアップロードして使用する方法があり、使用する定義により設定方法が異なります。
各詳細は以下をご参照ください。
・AIを使用した読取設定:6. AI設定管理画面
・ローカルアプリで定義を作成:3. 帳票定義(アップロード:2.4. 定義のアップロード

AIを使用した読取設定をするためのAI設定管理画面です。

2:読取実行

読み取り設定にて設定、もしくはアップロード済みの定義を使用して、読み取りを実行します。
読取実行の方法はAIRead on Cloudの読み取り画面で実行、CloudClientの帳票アップロードで実行、帳票自動アップロードを設定して実行があります。
各詳細は以下をご参照ください。
・読み取り画面で実行:3. 読み取り画面
・帳票アップロードで実行:AIRead CloudClient_2.5. 帳票のアップロード
・帳票自動アップロードを設定して実行:AIRead CloudClient_2.6. 帳票自動アップロード

帳票自動アップロードの設定画面です。
監視フォルダを設定し、置かれたファイルをAIRead on Cloudに自動でアップロードして実行します。

3:結果確認

「データ確認・出力」画面で、読み取った結果を確認・修正します。
>>詳細:4. データ確認・出力画面

4:CSV出力

読み取り・修正が完了したデータをCSVで出力します。
出力方法は、AIRead on Cloudのデータ確認・出力画面で出力、CloudClientのCSV自動ダウンロード設定で出力があります。
各詳細は以下をご参照ください。
・データ確認・出力画面で出力:4. データ確認・出力画面
・CSV自動ダウンロード設定で出力:2.7. CSV自動ダウンロード

CSV自動ダウンロードの設定画面です。
ダウンロードするステータスを選択して、on Cloudのデータ確認・出力画面でそのステータスになったデータを指定したフォルダにCSV出力します。

on Cloudのデータ確認・出力画面のステータス記載場所。

1.2. サポートしている画像形式

サポートしている画像ファイル形式は以下の通りです。

画像 (拡張子)Windows>ファイル「プロパティ」での表示
PDF ※ 
PDF JBIG2形式
jpeg ( .jpeg, .jpg )
png ( .png )
Tiff LZW圧縮 ( .tif, .tiff )LZW
Tiff ZIP圧縮 ( .tif, .tiff )-
Tiff Packbits圧縮 ( .tif, .tiff )Packbits
Tiff CCITT T6圧縮 ( .tif, .tiff )CCITT T6
Tiff CCITT T4JPEG圧縮 ( .tif, .tiff )CCITT T4
Tiff 圧縮しない ( .tif, .tiff )圧縮しない

※PDFは中に含んでいる画像がサポートしていない形式の場合は対象外となります。

・サポートしていない画像形式

画像 (拡張子)Windows>ファイル「プロパティ」での表示
jpeg2000 ( .jp2 )
gif ( .gif )
bitmap ( .bmp )
Tiff JPEG圧縮 ( .tif, .tiff )JPEG

1.3. 使用する用語

・帳票定義

OCRをかけ、データ化されたものから、必要なデータのみを抽出するための設定です。帳票の読み取りには、必ず設定する必要があります。

・学習モデル
– 活字OCR用学習モデル

活字にOCRをかけ、データ化する際に使用するファイルです。手書き文字をデータ化することはできません。

– 手書き文字OCR用学習モデル

手書き文字にOCRをかけ、データ化する際に使用するファイルです。活字モデルと比較すると精度は劣りますが、活字文字もデータ化することが可能です。

・Edition
– 座標

定型の帳票のデータ化に適した機能です。手書き/活字の両モデルに対応しています。
FormEditorで定義を作成し、アップロードします。

– ルールv1

非定型の帳票にOCRをかけ、データ化する際に適した機能です。手書き/活字の両モデルに対応しています。
RuleEditorで定義を作成し、アップロードします。

– ルールv2

定型の帳票のデータ化に適した機能です。手書き/活字の両モデルに対応しています。
FormEditorで定義を作成し、アップロードします。
読み取り方法で「キーワード」「型指定」「キーワード座標指定」を使用した場合に「ルールv2」となります。

・共通設定ファイル

OCRをかける際に、使用する設定ファイルです。フォルダパスの指定やデータ抽出のチューニングを行います。

・AIRead FormEditor

座標・ルールv2の機能で帳票を読み取る際に使用します。帳票定義の作成・チューニングを行うためのGUIです。

・AIRead RuleEditor

座標・ルールv1の機能で帳票を読み取る際に使用します。帳票定義の作成・チューニングを行うためのGUIです。

・AIRead ControlPanel

共通設定ファイルの作成・チューニングを行うためのGUIです。ライセンスの登録・更新、ユーザ認証の設定もこちらのツールで行います。

・AIREAD_CLOUD_HOME

AIRead が使用するシステム環境変数です。AIRead のインストール先が、AIREAD_CLOUD_HOMEとなります。インストール時に作成されるため、事前に設定する必要はありません。